エコ＆節約>風邪薬で眠気に襲われないためには

仕事や急用などでやむを得ず、
少々の風邪をごまかしてハンドルを握らなくてはならない機会が
どんな人にも年に何度かは訪れますよね。
そんなとき、症状を抑えるために薬を飲むのが一番ですが、
しかし、風邪薬を飲むと眠くなってしまいがちなもの。
それでも運転はしなければならないし……と、
堂々巡りの悩みに頭を痛めた経験、あなたにはありませんか？

風邪の症状の原因であるヒスタミンやアセチルコリンという物質は、
鼻水やくしゃみを引き起すという悪さをするかたわら、
眠気を抑えて脳を覚醒状態に保つ働きもしています。
一般的な風邪薬はこのヒスタミンやアセチルコリンを抑制するので、
つらい症状が緩和される一方で脳が眠気に襲われる、という訳です。
しかし、最近では眠気防止にカフェインを多く含んだ薬や
抗ヒスタミンを配合していない薬なども出回っています。
運転の予定がある場合には、
医師などにしっかりと「眠くならない薬をお願いします」と
一言伝えておくと良いでしょう。