エコ＆節約>車内の換気、正しいやり方はこれ！

夏場の炎天下や日差しのきついときなど、
車内が強烈に熱くてなかなか乗り込めないことが良くあります。
こんなとき、あなたはどうしていますか？

最近ネット上で乱立している情報系サイトには
「助手席の窓を全開にして、
　運転席のドアを、何度か開けたり閉めたりします。
　このときいつもよりも強めにドアを開閉してください。
　すると、空気が運転席から助手席側に流れて、
　車内の暑い熱が外に出で室温が外気温と同じになります」
というような文章が巷にあふれています。
確かに、車のドアは少々強めに開け閉めするくらいでは壊れませんが、
周囲の人たちからは確実に怪しげな目線を向けられるでしょう。
それに、熱くなった車内の空気を外に逃がすだけなら
いっそのこと全てのドアを全開にしてしまえば
あっという間に風が通って、外気との換気ができてしまいます。

車内が熱くなる原因は空気そのものではなく、
ダッシュボードやシートなどの内装全体が
太陽光によって熱を持ってしまっていることです。
ですから、予防策としては日中の駐車時には
フロントガラスなどに日除けのシートを当てるのが一番。
もし日除けをするのを忘れてしまった場合には、
まずはドア全開で換気をした後、
ダッシュボードなどを濡れタオルでざっとひと拭きすれば、
気化熱を取られて車内はぐっと涼しくなります。